ROOF REPAIR

スレート屋根の修理

スレート屋根とは?

スレート屋根とは

スレート屋根は、天然石または人工素材から作られる薄い板状の屋根材を使用した屋根です。天然のスレートは、主に「粘板岩(ねんばんがん)」という耐久性の高い石から採掘されます。長い間風雨にさらされてもその美しさと機能を保つため、世界中で広く使用されているのです。

スレート屋根の修理が必要なタイミング

スレート屋根の劣化を見極める方法

スレート屋根の劣化サインには、

  • 色褪せ
  • ひび割れ
  • コケや藻の発生
  • 雨漏り

などの兆候があります。これらのサインが現れたら、修理やメンテナンスが必要な状態です。特に雨漏りが発生すると、建物全体に悪影響を及ぼす可能性があるため、早急な対応が必要になります。

劣化サインが現れたスレート屋根の具体例

例えば、スレート屋根の色が薄くなり、触ると粉状のものが付着する場合、劣化が進行している可能性があります。また、ひび割れが複数箇所に見られる場合、雨水が侵入して建物内部に被害を与えるリスクが高まります。このような状態になると、早急な修理が必要です。

スレート屋根の修理方法と選び方

劣化したスレート屋根をガルバリウム鋼板でカバー工事 劣化したスレート屋根をガルバリウム鋼板でカバー工事

スレート屋根の修理方法には、「部分補修」「全体塗装」「カバー工法」「葺き替え」があります。それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、屋根の状態や予算に応じて最適な方法を選択する必要があります。

修理方法 内容 適用状況
部分補修 破損や劣化したスレートのみを交換し、他の部分はそのまま維持します。 亀裂や欠けが局部的な場合に適用される修理方法です。
全体塗装 屋根全体に防水塗料や耐候性塗料を塗布し、耐久性を向上させます。 色あせや汚れが広範囲にわたる場合に効果的です。
カバー工法 既存のスレート屋根の上に新しい屋根材を重ねて設置する方法。 大規模な修理が必要で、屋根の強度を高めたい場合に適用されます。
葺き替え工事 既存のスレート屋根をすべて撤去し、新しい屋根材を設置する。 全面的な劣化や耐用年数の超過が見られる場合。

カバー工法の施工単価(m2)は?

費用
相場
3,000円~4,000円/㎡程度です。

スレート屋根3つの「要注意」

スレート屋根には多くの魅力がある一方で、検討する際にはいくつかの注意点も理解しておく必要があります。ここでは、スレート屋根の3つの「要注意」ポイントをご紹介します。

注意点.01ひび割れや破損のリスク

スレート屋根は硬い素材ゆえに、衝撃や強風によるひび割れや破損が発生することがあります。特に台風や落下物の影響を受けやすいため、定期的に点検を行い、必要に応じて早めに補修することが大切です。放置すると、雨漏りなどのトラブルを引き起こす可能性があります。

注意点.02施工の難易度と専門知識の必要性

スレート屋根の施工には、専門的な技術と知識が求められます。施工不良が発生すると、屋根の寿命が短くなったり、断熱性や防水性が低下するリスクがあります。そのため、信頼できる専門業者に依頼することが重要です。価格だけで業者を選ばず、実績や評価を確認して選びましょう。

注意点.03長期的なメンテナンスコスト

スレート屋根は初期費用が比較的抑えられる一方で、長期的なメンテナンスが欠かせません。コケや藻が繁殖しやすいため、定期的な清掃やコーティングが必要です。また、ひび割れや破損部分の修繕も定期的に行うことで、屋根の寿命を延ばすことができます。これらのメンテナンスを怠ると、長期的に見てコストがかかってしまう可能性があります。

スレート屋根修理/リフォームの流れと工期について

  1. STEP1

    既存のスレート屋根材を撤去する

    1日

  2. STEP2

    垂木の点検・補修

    1日

  3. STEP3

    野地板の補強・修理

    1日

  4. STEP4

    ルーフィング(防水シート)工事

    1日

  5. STEP5

    スレート屋根材の設置

    2~4日

  6. STEP6

    貫板と棟板金の設置

    1日

  7. STEP7

    屋根の修理/リフォーム完了

    1日

リルーフの短時間ドローンによるスレート屋根点検

リルーフの短時間ドローンによるスレート屋根点検

これまでのスレート屋根の点検は、職人が屋根に登って直接確認したり、地上から目視でチェックするのが一般的でした。しかし、現在ではドローン(遠隔操縦の無人機)を使用して、空中からスレート屋根を確認したり録画したりすることが可能です。

ただし、最近ではドローンで撮影した屋根の映像を用いた訪問営業を行う業者も増えていますが、これは以前からある悪徳商法に類似したリスクがあります。映像を不正に加工してスレート屋根が劣化しているように見せかけ、無理に修理をすすめるケースも報告されています。スレート屋根の点検や修理を依頼する際は、地元で信頼のある業者を選ぶことが安心です。

『ドローンによるスレート屋根無料診断を実施中』

リルーフではドローンを使用したスレート屋根の無料診断を実施しています。お客様と職人がリアルタイムでスレート屋根の状態を確認でき、診断時間はわずか10分程度。お忙しい方でも短時間で安心してご利用いただけます。(サービスは予告なく終了する場合がありますので、ご了承ください)

スレート屋根修理にかかる費用の相場

修理にかかる費用や工期は、修理方法や屋根の状態によって異なります。以下に、一般的な費用と工期の目安を示します。また、屋根の面積が広いほど、使用する素材が高品質であるほど、費用が増加する傾向にあります。

方法①:部分補修

費用約3万円~10万円

工期1日~2日

方法②:全体塗装

費用約30万円~60万円

工期3日~7日

方法③:カバー工法

費用約60万円~120万円

工期5日~10日

方法④:葺き替え工事

費用約100万円~200万円

工期7日~14日

スレート屋根修理の最新事例3点

神奈川県横浜市の屋根工事│カバー工事

雨漏りした屋根にスーパーガルテクトを使用したカバー工事

コロニアルからスカイメタルルーフへのカバー工事

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座間市でコロニアルから弊社で人気のスカイメタルルーフへの屋根のカバー工事を行いました。

横浜市の雨漏り屋根を葺き替え工事

横浜市の雨漏りした屋根を葺き替え工事

既存のスレート屋根(コロニアル)は、塗膜の剥がれも激しく、塗膜の剥がれやひび割れにより雨漏り。ガルバリウム鋼板の屋根材で葺き替え工事を行った。

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