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なぜ、屋根塗料をおこなうのか?

屋根の塗装は何のために行うのかご存知でしょうか?

屋根の塗装は何のために行うのか

屋根の塗装をおこなうことは本当に必要なのでしょうか?「それほど必要ではないんじゃないの?」と思っている人も少なくないのではと思います。 結論から言うと「屋根塗装をおこなうことは必要」です。では屋根の塗装は何のために行うか。

まず屋根の塗装は外観を美しく保つために必要不可欠なことです。そして屋根の美観のためだけでなく、屋根の防水性や断熱性を高め、屋根自体や建物の劣化を防ぎ耐久性を高めるためにも、屋根の塗装は非常に大切な工事です。

ここでは屋根の塗装をおこなうことのメリットや、必要な費用について、塗装を行う場合に使用する塗料の種類や特徴まで詳しく見ていきます。

屋根の塗装を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

屋根塗装を施す3つのメリット

メリット.1美観の保全に不可欠

屋根の塗装は長年の紫外線や雨風などによって自然に経年劣化していくものです。屋根の塗装をしないと屋根材の汚れや傷み、変色などが起こり、著しく屋根の美観が損なわれます。

そういった屋根の美観の低下を防ぐためにも、屋根塗装はとても大切なことなのです。

ちょうどよいタイミングで屋根の塗装をおこなうことで、屋根の美観を保つことができます。

メリット.2防水性や断熱性を高める

屋根の塗装を適切におこなうことで、屋根の防水性や屋根自体の断熱性を高める効果があります。

屋根塗装を行わないと、屋根の防水性は極めて不十分です。屋根が傷んだ部分から雨水が建物内に侵入してしまうこともあり大変危険です。防水性を高めるには屋根塗装をおこなう必要があります。

また、屋根の塗装をおこなうことで断熱性を高める効果があります。断熱性とは夏場の熱気や真冬の寒さが建物内に入らないようにすることで、断熱性が高いほど建物内部は快適な温度を保てることになります。

屋根の塗装をおこなうことで断熱性が高まると、冷暖房費の節約になり地球環境にも優しいエコ住宅になります。

メリット.3耐久性を高め屋根の耐用年数を伸ばしてくれる

屋根の塗装をおこなうことで屋根自体の耐久性を高め、耐用年数を伸ばしてくれるというメリットがあります。屋根はふだん直接目にしない場所なので忘れがちですが、耐用年数は約10年前後といわれています。

屋根の塗装をおこなうことで防水性が高まり、ひび割れや反りなどを抑え、耐久性を高めてくれるのです。

費用はどのくらいかかる?

屋根の塗装費用はご自宅の屋根の状況や目的によるので一概には言えませんが、費用を決める要素は以下の4つで構成されます。

塗装費用の4大要素
塗料代
人件費
足場代
業者の利益

上記の4大要素以外で費用を左右する要素には以下の様なものがあります。

  • 屋根の材質
  • 屋根の面積・勾配
  • 塗料の種類

特に塗料は種類ごとに特徴が違うので、塗装する目的に合わせて選ぶことが重要です。

塗装代の相場価格

一般的な二階建て住宅の場合、屋根塗装に使用する塗料缶数は2缶程です。

塗料 耐久年数 費用※1缶あたり
ウレタン 約3~5年 5,000~15,000円
シリコン 約5~7年 15,000~40,000円
フッ素 約7~10年 40,000~80,000円
無糖 約10~15年 50,000~120,000円

では実際にお客様がお支払いする金額の費用はいくらなのか、上記の様な要素を加味して考えますと、2階建ての戸建ての場合は以下が一般的な相場感となります。

一般的な二階建て住宅の場合(塗り面積50~80㎡・足場費用込)
相場価格40万円~

屋根塗装をするベストなタイミングとは?

屋根の塗装は何のために行うのか

屋根塗装をおこなうベストなタイミングとはどのようなタイミングなのでしょうか。

屋根の耐用年数は約10年前後といわれています。築10年ほど経つと、長年の紫外線や雨風の影響で少しずつ屋根の防水効果が減ってきます。そのままの状態で放置してしまうと、どんどん防水効果がなくなって、屋根の劣化につながってしまいます。

また、屋根の耐用年数は約10年前後とされますが、屋根の状態や立地条件、環境などによって耐用年数は若干変わってきます。そのため築7~8年ほど経ったら屋根の点検をおこなうことをおすすめします。

築10年前後経過していなくても、屋根の状態に色あせやコケ、カビが見られたりしたら屋根塗装をおこなった方がよいでしょう。

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リルーフで取扱う塗料の種類と特徴

リルーフで取扱う塗料の種類と特徴

01無機塗料

無機塗料

無機塗料は鉱物などを原料にして作られている塗料です。
無機塗料のメリットとしては耐用年数が長いことで、約20~25年ほどの耐用年数があります。

また無機塗料は難燃性があり、燃えにくい性質を持っていたり、防汚性といった汚れにくい性質も持っています。

デメリットとしては価格が高いということや、塗装をおこなう業者の高い技術力が必要なことがあげられます。
こうした価格の面や業者の技術力をクリアすれば、屋根を長期間にわたって美しく機能的に保つことができる塗料と言えるでしょう。

02ラジカルシリコン

ラジカルシリコン

ラジカルシリコン塗料は「ラジカル制御型酸化チタン」を主成分としていて、最近新たに開発された塗料で注目を集めています。

メリットとしては耐久性が高く耐用年数が15年ほどと長いわりに、価格が低めでコスパが高いことです。逆にデメリットとしては濃色が作りにくかったり、新しい塗料なので実績が少なく塗装経験がない業者がいるということです。

03シリコン塗料

シリコン塗料

シリコン塗料は屋根の塗料としてはもっとも一般的な塗料と言えるでしょう。

メリットとしては防汚性能があり汚れを付きにくくしたり、光沢がでやすいという点があります。価格も比較的安めなのでコスパも良いです。デメリットとしては塗膜が固いためひび割れしやすい点や、シリコン含有量が少ないものだと耐久性が悪くなる点があげられます。

04ウレタン塗料

ウレタン塗料

ウレタン塗料はウレタン樹脂を主成分とする塗料です。

メリットとしては種類が多く、施工業者も扱いに慣れているので施工品質がある程度安定している、比較的価格が安いということがあげられます。
デメリットとしては耐久性があまり高くない、熱や紫外線の影響を受けやすいなどがあげられます。

以前はウレタン塗料が一般的でしたが、現在はシリコン塗料が主流となっています。とは言え、低価格重視の場合や耐久性にこだわらない場合などは、ウレタン塗料を選ぶ場合もあります。

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